聖日礼拝『使徒の働き』より 75

使徒の働き27章1~26節  昨年末は、26章1節でアグリッパ王から許可を得たパウロの弁明が、28節、王の心に恐れを生じさせ、29節 「この鎖は別として、みな私のようになってくださることです」と迫った彼の信仰に注目して、2021年の締め括りとした。  このことばは、24節、総督の目に気違いと映った程の《 パウロの魂への情熱の凄まじさ 》の鍵である。 ⅰ 先ず、「私…

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元旦礼拝

ローマ人への手紙13章11~14節  今朝は年頭に当たり、11節 「今がどのような時であるか知っています」、ですから、14節 「主イエス・キリストを着なさい」との神の語り掛けに耳を傾けて新年の歩みに備えたい。  パウロが「今」と言った時、何を意味しての「今」?  危機的、道徳的意味を持った時を意味する「今」である。  1章28~32節《 罪の渦巻き 》…

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聖日礼拝『使徒の働き』より 74

使徒の働き26章24~32節  先週は、囚人パウロが、26章1節 「アグリッパ王」の勧めで著名人たちの前で話すことになった弁明に注目した。  9節 「私自身も・・・」と自らを訴えるユダヤ人の反抗が理解出来ない訳ではないと同情しつつ、自らの劇的回心経験と厳粛な選びとを明かし、《 全ての機会を通じて聞く者に救いをとの救霊者パウロの情熱 》に弁明の特色を見た。 …

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