聖日礼拝『使徒の働き』より 79完

使徒の働き28章30、31節  先週は、航海に適さなかった三か月をマルタ島で過ごした後、遂に約六か月の旅の終着点であるローマ入りした記事に注目。  ローマを訪ねることについては、ローマ1章8~15節、15章22~29節に《 未だ見ぬローマのキリスト者を慕う思いと救いへの情熱 》を見て、ローマ入りの感動がどれ程のものであったのかを垣間見た。そこには、会いたいと切望しながらも幾度となく妨…

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聖日礼拝『使徒の働き』より 78

使徒の働き28章11~28節  先週は、難破によって漂着した28章1節、※マルタ島での手厚いもてなしによって、11節、※三か月滞在することになった中、そこで明らかにされた《 神の主権的権威 》に注目した。 ⅰ ローマに到着する直前まで、神が挑戦を受けられたこと。  それは3節、パウロが枯れた枝を抱えて火にくべると、熱気の為に一匹のまむしが出て来て、「彼の手にかみついた」というハ…

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聖日礼拝『使徒の働き』より 77

使徒の働き28章1~10節  先週は、ローマへの航海が難航する中、27章24節 「神は同船している人たちを、みなあなたに与えておられます」との約束が現実となるに当たっての、信仰の人パウロに注目した。 ⅰ 出港当初、※9b~10節の警告に重きを置かなかった百人隊長や兵士たちのパウロに寄せるその思いは信頼に変わり、徐々に《 彼らにはなくてならない存在 》とされていること…

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