聖日礼拝『ヨハネの福音書』より 66

ヨハネの福音書19章17~22節  先週は、遂にピラトが※16節 「イエスを十字架に・・・引き渡した」という彼にとって最も恐るべき悲劇的場面に注目した。  罪とは、何か? を見る。ピラトは《 主は無実 》と知りつつも自己愛に縛られ、1節 「それでピラトは」と、18章40節で主の極刑を狂わんばかりに求めるユダヤ人の勢いに身震いし、完全に屈服して「むちで打った…

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聖日礼拝『ヨハネの福音書』より 65

ヨハネの福音書19章1~16節  先週は、ピラトが目の前に迎えた主を見て※38節 「あの人に何の罪も認めない」と言いつつも、ユダヤ人を恐れて怖気づき、主の威厳に満ちたお姿によって苦悩していくのを見た。 ⅰ 威厳に満ちた主:  主はピラトからの※33節 「ユダヤ人の王なのか」との質問に※34節と逆質問し、ピラトを※35節と反撃させ、苛立ちを露わにさせて…

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聖日礼拝『ヨハネの福音書』より 64

ヨハネの福音書18章33~40節  先週は、主が※18章28節 カヤパから総督ピラトに連行され、19章16節a 十字架への引渡しまでの初めに注目した。  三段階で行われたユダヤ人による全ての尋問を終え、ローマによる裁き、総督官邸に移されることになる場面である。  ローマの尋問も又、三段階あった【先ずピラト ⇒ ヘロデ⇒ 再度ピラトで】と。記者ヨハネはピラトの前での尋問にだけ割いた。…

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