夕拝『詩篇』からの霊想〈135篇〉

「ハレルヤ。主の御名をほめたたえよ。 ほめたたえよ。主のしもべたち。1節」 冒頭の「ほめたたえよ」、そして「ほむべきかな」での締め括り。本篇は、《 主は賛美されるべきお方 》であると、「主のしもべたち。主の家・・・で仕える者─1節、2節/イスラエルの家─19節/主を恐れる者─20節」に勧めながら、人々の関心を「まことにいつくしみ深い。・・・その御名はいかにも麗しい。3節/主は大いなる方…

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夕拝『詩篇』からの霊想〈134篇〉

「天地を造られた主がシオンからあなたを祝福されるように。3節」 本篇は120篇から始まった《 都上りの歌 》の最後のものである。 この「あなたを祝福されるように」との祈りは、〈 都に到着した巡礼者が、「主のすべてのしもべたち、夜ごとに主の家で仕える者たち 1節」とある《 宮に仕える祭司たち 》による祈りを受けて 〉天的祝福に与る情景として学ぶことが出来る。 民数記6章23節…

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夕拝『詩篇』からの霊想〈133篇〉

「見よ。兄弟たちが一つになって【調和のうちに】共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。1節」 この光景は、主の贖いによってもたらされた恵みの最たるものである。 それは主が、十字架の前夜、聖父に祈られた《 ヨハネ17章 》の祈りの中心的願い──「わたしは、彼らのため、わたし自身を聖め別ちます。19節/それは、・・・彼らがみな一つとなるためです。21節/それは、…

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