夕拝『詩篇』からの霊想〈141篇〉

「主よ。私はあなたを呼び求めます。私のところに急いでください。私があなたに呼ばわるとき、私の声を聞いてください。1節」 ダビデの祈りの中に、他の詩篇にも見い出される「私が通り過ぎるそのときに、悪者はおのれ自身の網に落ち込みますように。10節」との報復を求める祈りがあるが、互いの内にも時として認められる〈 悲しむべき肉的性質、キヨメを必要としている罪の性質の 〉傾向性として有りや無しやの…

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夕拝『詩篇』からの霊想〈140篇〉

「私は知っています。主は悩む者の訴えを支持し、貧しい者に、さばきを行われることを。12節」 ダビデはしばらく、「よこしまな人(1節)/暴虐の者(1節、4節、11節)/悪者(4節、8節)、高ぶる者(5節)/そしる者(11節)」と、〈 ダビデを取り巻く敵対者による悪巧みからの救出 〉を求めて、「助け出し、守ってください。1節、4節/私の願いの声を聞いてください。6節」と祈り、同時に「悪者の…

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夕拝『詩篇』からの霊想〈139篇〉

「ああ神様。私の心を探り、その内面を調べ上げてください。もし、あなたを悲しませるようなものがあるなら、教えてください。そうして、永遠のいのちへの道からそれないようにお導きください。23節~24節 リビングバイブル訳」 ダビデのこの祈りは、神を「主よ。あなたは私の心の奥底まで探り、どんな些細なことも見逃されません。1節 リビングバイブル訳」と知って、捧げた信仰の祈りであるが、この祈りが、…

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