夕拝『詩篇』からの霊想〈144篇〉

「主よ。あなたの天を押 し曲げて( 天を裂 いて )降りて来てください。 山々に触れて、煙を出させてください。5節」 イザヤも 「ああ、あなたが天を裂 いて降りて来られると、山々は御前で揺れ動くでしょう。火が柴に燃えつき、火が水を沸き立たせるように、あなたの御名はあなたの敵に知られ、国々は御前で震えるでしょう。・・・…

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夕拝『詩篇』からの霊想〈143篇〉

「私の霊は私のうちで衰え果て、私の心は私のうちでこわばり ( くじけ、恐怖に取りつかれて身震いし、動転し)ました。4節/私の霊は滅びて( 弱り果てて )しまいます。7節」 ダビデのこの霊的極限状態は、「敵は私のたましいを追いつめ、私のいのちを地に打ち砕き、長く死んでいる者のように、私を暗い所に住まわせたからです。3節」と、彼が〈 2節で、自らが…

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夕拝『詩篇』からの霊想〈142篇〉

「私の霊が私のうちで衰え果てた( 別訳─弱り果てている時/打ちひしがれ、絶望している/萎え果てている )とき、 3節a」 この「とき」とは、表題を見ると、「彼が洞窟にいたとき」とある。それは、ダビデがサウルの死の追っ手から逃れる流浪の旅 《 Ⅰサムエル22章の「 アドラムのほら穴に避難した。1節」 時期 ──&thi…

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