今晩は‼ この度はコロナ禍ではありますが、変わりなくキリスト誕生を記念するクリスマスの夕べにお迎え出来、感謝。
新型コロナ感染者が徐々に全国的な規模に蔓延しつつある中、4人の方々がお寄り頂いた時、“ キリスト教会では、コロナをどのように受け止めておられますか? ” と尋ねられたことがありました。その時、丁度手にしておりました『コロナ・ウイルスから人類への手紙』ヴィヴィアン・リーチ氏によるエッセイをご紹介【聖書的視点から述べられたもの】した。
全世界の科学者たちが英知を結集させて研究を急いでいる治療薬、ワクチンなどの開発は凄まじい限り。医療従事者の奮闘を考える時、人間的には恐怖です。
そのようなコロナを教会はどの様に理解するのか?
『コロナ・ウイルスから人類への手紙』を読みたい。
この呼びかけに説明はいらないと思う。
人類は、最も重要なことを忘れていませんか?
人類は快適さのクライマックスに達したかのように高慢の限りを尽くした今、何の為に生を受け、何故死があるのか? 人としての本文を見失ってしまっていませんでしたか?
物質的なことに気を取られないでください。
そしてあなたの隣人を愛し始めてください。
物によっては満たされることのない様に創造されたことを忘れ、只管ひたすら際限なく物を求めて来た、だから、世界を止めたのだと。
しかし「あなたの隣人を愛し始めてください」と言われても、出来るでしょうか?
コロナ禍に在って、コロナより恐ろしいのが人の心だとも気付かされているお互い。自分さえ良ければよいという風潮がもろに出た。
どのようにして、隣人を愛することが出来るのか?
マタイ18章21~35節
「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何回赦すべきでしょうか。七回まででしょうか」のたとえ話。
王から一万タラント【16万年分の給料相当】の借金を帳消しにされた人が、その帰り道、百デナリ【100日分の給料相当】を貸している友に出会った時、「首を絞め、『借金を返せ』と言った」が返せないということで牢屋に。何とそのやり取りの一部始終を見た王のしもべはその主君に話をすると、王の怒りを買って遂に彼を牢屋に閉じ込めた。
もし途轍もない額の借金を帳消しにされた人が、赦されたことに感動していたならば、その額には到底比較にならない友の借金を赦すことが出来たであろう。
即ち、自らが赦された負債の物凄さを知る時、隣人を赦し愛することが出来る。自分の正体を知る時、互いを愛し合うことが出来る。
実は、クリスマスは、キリストが、私たちの正体を知らせて神との和解に導く為、誕生された日を記念。
16万年分の給料とは、神に負っている負債。
それをキリストは、それを支払うべく命を捨てられる為に、誕生された。
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