「ハレルヤ。私のたましいよ。主をほめたたえよ。1節」
本篇は、150篇まで続く《 ハレルヤをもって始まり、ハレルヤをもって締め括る 》ハレルヤ詩篇の最初のもの。
詩人は、何をもって「主をほめたたえよ」と勧め、「私は生きているかぎり、・・・ いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。2節」と言っているのだろうか ?
①その理由について。
a「主は天と地と海とその中のいっさいを造った方。6節a」創造者であり、当然礼拝を受けるべきお方だから。
黙示録には、「あなたは、栄光と誉れと力とを受けるにふさわしい方です。あなたは万物を・・・創造されたのですから。4章10節~11節」とある。
b主のご性質とその行動において「とこしえまでも真実を守・・ 6節」る( 言行一致の )お方だから。その証は、「しいたげられる者のためにさばきを行い、飢えた者にパンを与え ・・・捕らわれ人を解放される。7節/盲人の目をあけ、かがんでいる者を起こされる。正しい者を愛し、8節/在留異国人を守り、みなしごとやもめをささえられる。しかし主は悪者の道を曲げられる。9節」ことに見る。確かに部分的に歴史を見る時、疑問を抱き兼ねなかったとしても、である。
c「主は、とこしえまでも統べ治められる。10節」お方だから。恰も人の手に陥るのではと思われる事実に見舞われたとしても、主はあくまでも王であり、ご自身の聖手にすべてを掌握しておられる。
②「主をほめたたえ」る者は、誰 ?
a「君主たちにたよってはならない。3節~4節」に従い、人間的なものを拠り所としない者、「ヤコブの神を助けとし、・・・主に望みを置く者・・ 5節」である。
b「ヤコブの神を」神とし、主の功績の故に「正しい・・・8節」とされた者である。
※お互いの今日が《 ハレルヤから始めて、ハレルヤで閉じる 》一日でありますように !
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