夕拝『詩篇』からの霊想〈145篇〉


「私の口が主の誉れを語り、すべて肉なる者が聖なる御名を 世々限りなくほめたたえますように。 21節」

表題に「賛美」の歌とあるが、「私はあなたをあがめます/ほめたたえます/ほめたたえ/賛美します/主は・・・賛美されるべき方 1節~3節」と、冒頭より各節で〈 主の御名への賛美 〉を勧めている。

B・F・バックストンは《 本篇の賛美の順序──冒頭に続く、4節~7節 神のみわざ( 働き )を/8節~10節 神の恩恵( 働きの結果として受けることになった恵み )を/11節~13節 神の御国を ( ほめたたえよ )── に留意せよ 》と言っている。

しかもダビデは、「世々限りなく、・・日ごとに( 絶えることなく、来る日も来る日も ) 1節~2節、21節/代は代へと( 後の時代、それぞれの時代 ) 4節」とも言っており、「人々は( 誰もが ) 6節~7節/あなたの造られたすべてのもの( 命あるものは皆 )・・あなたの聖徒 10節/すべて肉なる者 21節」がと、造られたすべての人々を《 主への賛美 》に招いている。

①神の御名を !

「主は情け深く/あわれみ深く( 親切、好意的 )/怒るのにおそく( 忍耐強く )/恵み( 愛 )に富んでおられます。 8節~9節/聖なる・・ 21節」主のご性質、ご品性を。

②神のみわざと、そこに顕された恩恵を !

「奇しい・・5節/恐ろしい力( 力強い )・・6節」/大能・・11節~12節/すべてのみわざにおいて恵み深い。17節」と。何と言ってもその偉大さは《 人間的権力にではなく、「倒れる者をみな( 一人ひとり )ささえ、かがんでいる者をみな起こされます。14節/あなたを待ち望み・・15節/主を呼び求め・・18節/主を恐れ・・19節/主を愛する・・20節」者に「御手を開き、願いを満た・・16節」すところ 》に顕されている。

③神の御国を !

神のために贖われ、神の民とされた( 黙示録5章9節~10節 )私たちは、「栄光・・11節/輝かしい栄光・・12節/永遠にわたる 13節」王国の民とされたのだから。


※互いの《 主への賛美は 》どの程度だろう ? 主への賛美こそ《 人としての本分である 》と弁えられた信仰生活を心掛けたい。


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