聖日礼拝『マルコの福音書』より 2

マルコの福音書1章1節  先週は、『マルコの福音書』の連講を始めるに当たって、先ず《 記者マルコ 》に学んで Message とした。周知の通り、主の十二弟子ではないが、その一人ではと思わせる生彩に富んだ内容である。彼が、晩年の使徒ペテロと行動を共にする日々、しっかりと聞かされていたからであり、《 マルコの福音書は本質的にペテロの回想録 》とも言われている。  このマルコという人物を…

続きを読む

聖日礼拝『マルコの福音書』より 1

マルコの福音書14章51、52節  先週をもって、79回に及んだ『使徒の働き』の連講を終えて、今朝から『マルコの福音書』の連講に入る。  今朝は、学びの初めに先ず、《 聖霊の記者として用いられたマルコという人物について 》学んで Message としたい。  久しく『使徒の働き』に親しんで来たお互いの耳に、マルコという人物は記憶に新しい。周知の通り、主の十二弟子ではないが、冒頭から…

続きを読む

聖日礼拝『使徒の働き』より 79完

使徒の働き28章30、31節  先週は、航海に適さなかった三か月をマルタ島で過ごした後、遂に約六か月の旅の終着点であるローマ入りした記事に注目。  ローマを訪ねることについては、ローマ1章8~15節、15章22~29節に《 未だ見ぬローマのキリスト者を慕う思いと救いへの情熱 》を見て、ローマ入りの感動がどれ程のものであったのかを垣間見た。そこには、会いたいと切望しながらも幾度となく妨…

続きを読む