聖日礼拝『使徒の働き』より 21 2021年04月23日 使徒の働き8章4~25節 先週は、8章1節c 「その日、エルサレムの教会に」対して起こった「激しい迫害」について考えた。 ⅰ 先ず、その迫害の契機について: ステパノの妥協のない確固たる信仰《 7章51~53節の辛辣とも思われる糾弾は、実はその直後、59、60節で迫害者の為に祈る愛から出たもの 》。 それは、ステパノが、歯ぎしりして人々が迫って来る極限…続きを読む
聖日礼拝『使徒の働き』より 20 2021年04月14日 使徒の働き7章51節~8章4節 先週は、ステパノが殉教死を招いた説教から三つのことを。 ⅰ 2節の呼び掛けにステパノの人となりを。 敵対意識はなく、同胞ユダヤ人への尊敬の意を表す礼儀正しさをもって臨んだ。従ってステパノを糾弾する裁判とはならず、告発者たちへのキリスト信仰の真実、真理の弁明、神に立ち返らせる道を備える厳粛な機会の場とした。 ⅱ 三つの告発とその応えの…続きを読む
聖日礼拝『使徒の働き』より 19 2021年04月09日 使徒の働き7章1~ 2a、51~53節 先週は、教会の実務に携わる7人が選出された際、筆頭に選ばれたステパノが、8節の故に、いわゆる知識階級の人々から議論を持ち込まれて最高法院に連行され、遂に教会からの初めての殉教者となった場面に注目した。 その引き金は、彼らのよく知るユダヤ人の歴史を紐解きながら、キリスト殺害の罪の悔い改めを迫り、51~53節 「うなじを固くす…続きを読む